株式会社星野リゾートの事業内容や魅力について

旅行・ホテル会社

最も勢いのあるホテルグループと言えば、やはり株式会社星野リゾートではないでしょうか。従来の旅館やホテルに、新たな付加価値をつけることによって、満足度の高い宿泊サービスを提供しています。今回は、この星野リゾートについての情報をご紹介していきます。

株式会社星野リゾートとは

星野リゾートは、近年において最も有名なホテルグループだと言えます。星野リゾートの前身でもある星野温泉旅館の創業が1914年ですから、創業からすでに107年が経過している老舗の旅館と言えます。現在の社名に変更されたのは、1995年のことになります。改名と同時にスタートしたホテルブレストンコート開業によって、星野温泉旅館とは違った事業内容になりました。

2001年にリゾナーレ八ヶ岳の運営をスタートさせたことを皮切りに、2003年のアルツ磐梯リゾートの運営開始、2004年のトマムリゾートの運営開始、2005年の星のや軽井沢の運営開始など、次々に事業を拡大していきます。また、2004年は、星のやブランド展開がスタートされた年でもあります。2010年にマスターブランド戦略をスタートさせ、2011年に全国に展開する温泉旅館ブランド界のリゾナーレブランド展開をスタートさせいずれも成功しています。テレビ番組や旅行雑誌、ファッション雑誌などでも特集が頻繁に組まれるなど、星野リゾートの活躍はとどまることを知りません。

株式会社星野リゾートの事業内容

野リゾートの事業内容は、メインとなる旅館やホテルの宿泊施設事業を始め、スキー場や結婚式場などの運営にも力を入れています。メインとなっている宿泊施設事業は、旅の目的や立地条件、時代背景などに合わせて5つのブランドを展開しています。「現代を休む日」をコンセプトに作られている「星のや」、「王道なのに、あたらしい。」がコンセプトの「界」、「大人のためのファミリーリゾート」がコンセプトの「リゾナーレ」、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」がコンセプトの「OMO」、そして2019年に新たに開業した「居酒屋以上、旅未満、仲間とルーズに過ごすホテル」がコンセプトの「BEB」という5つの宿泊ブランドが、多くの需要を生み出し続けているのです。

株式会社星野リゾートの魅力について

星野リゾートは、これまで宿泊施設業界になかった取り組みに挑戦し続けている企業です。例えば、日本初となる観光に特化した不動産投資信託(リート)を立ち上げ話題となりました。この星野リゾート・リート投資法人は、2013年に東証に上場しています。星野リゾート・リート投資法人は、これまでとは全く違った資金調達の方法を確保することによって、先の未来も安定した経営を続けることができる仕組みを造り上げたことなどは、星野リゾートでしかなしえなかったと言えます。

星野リゾートでは、スタッフの個性を活かした自由な発想を元に、新しい魅力を創造することができる仕組みが整っています。これは、フラットな組織文化という戦略になるのですが、この風通しの良い企業スタイルが、従来の宿泊施設業界にはなかった魅力を生み出し続けることができる原動力となっていることは間違いありません。